金足農業。私達が忘れかけた伝統の、最高の試合を演じ切った先に栄冠あり
第100回全国高等学校野球選手権記念大会に捧ぐ
たかぐしⅡ氏提供
古人曰く、柔能く剛を制す
久し振りに観る一喜一憂すべき決勝戦
学校地域関係や秋田県のみならず、日本全国の相当数の子供から大人までが勉強の手を止め、遊びの手を止めそして仕事の手を止めてまでも『たかが野球』『男どアホウ甲子園』の一挙手一投足に固唾を呑んで見守るのならば、
選手と監督の行うべき事自ずから明らか也
であります。熱戦を演じ切って歓呼に応えていただきたい。打たれたりエラーやミスをしようとも、挽回の上になお大活躍もする再機会が九回(延長戦も)もありさらに表裏もあるのだから、決して甲子園本番は一本勝負ではない。
挽回の機会も試合本番の流れもガッチリ掴んで下さい。
悔ゆるなき白熱の力と技とで、一球に一打に懸けて歓呼に応える一所懸命な君に、仲間に監督に、栄冠は輝く。 多分
挑戦者の頭上高くに輝く頂点は、最高の試合を演じ切った先にある。私たちが忘れかけている伝統の、最高の試合を演じるのなら、たとえ負けても良い。勝っても良い。
最高の試合の上に103年振りの秋田県民の歓喜の為、また旧制秋田中学、三沢や磐城や仙台育英に東北、光星学院(旧称)などいつも苦杯を嘗めて準優勝に甘んじて来た東北の歓喜の為に、深紅の大優勝旗をガッチリと掴んで頂きたい。
がんばれ!!!
L男・店長代理筆